ちょっぴのぶろぐ

アニメを中心に思いつくまま、気ままに書いてます。

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アニメ好きになったきっかけの作品(その1 アリオン)

アニメ好きの方であれば、恐らく多くの方にとってアニメが好きになったきっかけの作品があると思います。ちょっぴの場合、「重戦機エルガイム」と「アリオン」、この二つの作品がきっかけでアニメにのめり込む?こととなりました。

今回は「アリオン」について触れたいと思います。

作品概要

作品名 アリオン
ジャンル 冒険ファンタジー
原作
監督
キャラクターデザイン
作画監督
安彦良和
音楽 久石譲
劇場公開 1986年3月15日
キャスト アリオン (CV 中原茂), レスフィーナ (CV 高橋美紀), デメテル (CV 武藤礼子), セネカ (CV 田中真弓), ハデス (CV 大塚周夫), ポセイドン (CV 小林清志)
サンライズワールド
作品紹介ページ
sunrise-world.net

作品を観る方法

この作品はもともと、徳間書店の漫画雑誌『リュウ』に連載されていたものです。マンガの場合、中公文庫コミック版(全4巻)が新品で購入できます。また、アマゾンPrime Videoで劇場公開されたアニメを観ることが可能です。いずれも2023年1月25日時点の情報となります。

作品舞台や登場人物

ギリシア神話の神々や英雄たちが登場しますが、作品独自の設定がなされており、ギリシア神話そのものではありません。しかしながら、ゼウス、ハデス、ポセイドン、アポロン、アテナ、アレース、プロメテウス等、しばしば名前を聞くことが多い神々が、それぞれ重要な役割を持って登場します。主人公のアリオンとヒロインのレスフィーナも、ギリシア神がモデルですが、モデルとなった神とは異なる名前となっています。

ちょっぴに与えた影響、作品の魅力

ちょっぴにとってこの作品は、いろいろな意味で衝撃的で、アニメ好きになる大きなきっかけとなった作品です。作画、色彩設計、登場人物やギリシア神話を題材とした壮大なストーリー、音楽すべてがとても素晴らしく感じたのを憶えています。映画を観た後、原作コミックを購入し、両親に呆れられるほど何度も何度も読み返していました。サントラを繰り返し聴いて、劇中の場面をイメージしたり、果ては劇中の音楽を耳コピして鍵盤で弾いてみたり。。。それほど、作品が大好きでした。今でも好きですよ。アマゾンPrime Videoでこの作品を観ることができると知ったときは、本当にうれしかったです。

様々な魅力がある作品ですが、ちょっぴとしては次の2点に特に魅力を感じました。

  • 主人公アリオンとレスフィーナのキャラクター設定
  • ジブリ作品で有名な久石譲さんの音楽

アリオンは運命に翻弄されながらも、徐々に自身の進むべき道を拓き、レスフィーナへの気持ちを確かなものとして行きます。レスフィーナは儚さと強い意志が同居しているヒロインで、とても心惹かれたキャラクターでした。ちなみに、サントラ4曲目の「戦闘」という曲は、テレビ番組のBGMで時折耳にすることがありますよ。「オリンポスへ」という曲があるのですが、こちらは弦楽器で奏でられるメロディーがとても良い響きです。それから、「レスフィーナ」という曲は、言葉を封じられたレスフィーナの悲しみを表現しているかのようなメロディーがとても印象的でした。

エンドロール

作品の締めくくり、エンドロール最後の映像がとてもステキなんです!これを語らずにはいられない!!!アリオンとレスフィーナが乗る白馬が遠くから駆けてきて、そして白馬はペガサスとなり天高く羽ばたいて行きます。何よりも、二人の笑顔がとても良い表情なのです。微笑ましいとはこういうことなのか・・・と。

※ 記事内容を一部修正、加筆しました(2023年1月26日)。