ちょっぴのぶろぐ

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シュガーアップル・フェアリーテイル 第1話感想

シュガーアップル・フェアリーテイル の第1話を見たので、感想をメモしておきます。

1. ジャンル

ファンタジー

2. 作品概要

砂糖林檎に導かれた少女と妖精 2人の夢と恋が紡ぐ珠玉のおとぎ話(公式ホームページより引用)

3. 主要キャスト

アン・ハルフォード (CV 貫井柚佳), シャル・フェン・シャル (CV 水中雅章), ミスリル・リッド・ポッド (CV 高橋李依), ヒュー・マーキュリー (CV 前野智昭), キャット (CV 寺島拓篤), ジョナス・アンダー (CV 川島零士), キース・パウエル (CV 上村祐翔)

5. 第1話「かかしと妖精」感想

第1話見ました!ちょっぴ、こういう作品大好きです。この作品を見てみようと思った理由は下記の3つです:

  1. 作品に優しさが感じられる。
  2. 主人公アンの明るく前向きな人柄。
  3. キャラクターデザイン。

この第1話では、アンの旅立ちとシャルとの出会いが描かれており、すんなりと作品世界に入っていくことができました。作品の冒頭で、母親とアンの間で、次のような会話が交わされます。

[アンの母] 砂糖菓子は聖なる食べ物。妖精達の寿命を延ばし、人間に幸運をもたらす。そして、この砂糖菓子をはじめて作ったのは妖精なのよ。

[アン] ほんと?

[アンの母] 砂糖林檎からこの銀砂糖を精製する方法を妖精達が発見したの。そして砂糖菓子が生まれた。だから砂糖菓子職人は、とりわけ銀砂糖師は妖精を蔑んじゃいけない。友だちとして付き合わなくちゃいけない。あなたもね。アン。

[アン] うん。

少々大げさかもしれませんが、この会話にはシュガーアップル・フェアリーテイルという作品の根底にある(と、ちょっぴが勝手に信じている)「自分とは違う誰かに対する理解、思いやり」が垣間見えるような気がしています。

中盤で、次のようなやり取りがアンとシャルの間で交わされます。

[アン] わたし、護衛をしてもらうためにシャルを買った。けど一つ約束する。ルイストンに到着したら、シャルに羽根を返す。

[シャル] 俺を解放すると言ってるのか?

[アン] そうよ。

[シャル] 金貨で買った妖精を逃がす。そんなおめでたい人間、いるのか?

[アン] おめでたいって。。。私はただ、人間と妖精は友だちになれると思ってるの。本当は使役なんかしたくない。もちろん、他の人間に売ったりするのもいや。だから羽根を返す。こうやって私の旅につきあってもらう間も、できれば普通の友だちみたいにしたいの。

[シャル] 友だち?なれるわけがない。

[アン] うっ、う。。。ママと私の理想なの。人間と妖精の対等な関係、でも誰もそれを実行しなければ、いつまでたっても理想は理想のままよ。だから私は実行するわ。

[シャル] 親子揃って、かかし頭か。

[アン] ママを侮辱しないで。

この会話では、2人が打ち解けておらず、アンの理想とシャルのこれまでの辛い経験がぶつかっている様子が見て取れます。この会話部分のBGMでは、オーボエの悲しい旋律が流れ、音楽も良い作品だな~と思いながら見ていました。

ところで、この作品のキャラデザは非常に少女まんが的だな~と感じたので、ちょっと調べてみました。原作の小説が、少女向けライトノベルのレーベル「角川ビーンズ文庫角川ビーンズ文庫公式サイト)」から出版されている作品で、なおかつコミカライズ作品の作画は「花とゆめ」などで作品を発表されている幸村 アルト氏(幸村アルト - Wikipedia)が担当しているとわかり、妙に納得してしまいました。ちょっぴ、こんなキャラデザ、すごい好きです。アン、かわいい。

つらつらと感想を述べてみましたが、第2話も早く見たいです。今後の期待大!な作品です。