ちょっぴのぶろぐ

アニメを中心に思いつくまま、気ままに書いてます。

映画『金の国 水の国』レビュー

映画『金の国 水の国』を観てきました。とても良かったので、ネタバレしない範囲で感想を。

作品概要

作品名 金の国 水の国
作品公式ホームページ wwws.warnerbros.co.jp
原作 岩本ナオ
監督 渡邉こと乃
脚本 坪田文
キャラクターデザイン 高橋瑞香
音楽 Evan Call
アニメーション制作 マッドハウス
キャスト サーラ (CV 浜辺美波), ナランバヤル (CV 賀来賢人), サラディーン CV 神谷浩史), ライララ (CV 沢城みゆき), ジャウハラ (CV 木村昴), レオポルディーネ (CV 戸田恵子), ピリパッパ (CV 茶風林), オドゥニ (CV てらそままさき), ラスタバン (CV 銀河万丈)

あらすじ

100年断絶している2つの国。"金の国"の王女サーラと"水の国"の建築士ナランバヤル。二人は国の思惑に巻き込まれ"偽りの夫婦"を演じることに。金の国は深刻な水不足。サーラの行く末を案じたナランバヤルは2つの国に国交を開かせようと決意する。互いを想いやりながらも、素直に気持ちを伝えられない不器用な二人に訪れる結末とは。

おすすめのポイント

  1. 心があたたかくなるストーリー。
  2. いくつもの心に響くセリフ、名シーン。
  3. 原作を知らなくても大丈夫。説明不足なところもなく、話にスッと入り込むことができます。
  4. キャラクターがみんなかわいい。特に犬のルクマンと猫のオドンチメグ。ギュっとしたい!
  5. とても緻密に描かれている金の国の建造物や街の様子。登場人物の衣装にも制作陣のこだわりを感じます。

感想

ちょっぴにとって今年はじめての劇場アニメ作品が、この『金の国 水の国』でした。鑑賞後、心がぽかぽかとあたたかくなり、大満足でした。原作を読んだことはありませんでしたが、すぐにお話の世界に入っていくことができました。鑑賞後、原作コミックも読み、本アニメがかなり原作に忠実に映像化されていると感じました。原作ファンの方にとっても、違和感なく鑑賞できる作品だと思います。

本作品の一番のおすすめポイントはサーラとナランバヤル、二人のお互いを大切に想う気持ちが心地よく、鑑賞を終えた後、とても優しく、心があたたまった気分を味わえることです。劇中、いくつもの名シーン、セリフがあります。公式PVをご覧をいただくと、その一部をご確認いただくことができると思います。ちょっぴは、金の国の第一王女レオポルディーネの質問に対するナランバヤルの答えに感動しました。こちらは、公式PVには含まれていませんので、気になる方は劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

最後に、本作品のエンドロールについて。エンドロールを最後までご覧にならない方も、本作品についてはぜひ最後までご覧ください。後悔はさせません!観ればわかります(笑)。作品からの心あったか、幸せパワー?がもらえるはずです。