ちょっぴのぶろぐ

アニメを中心に思いつくまま、気ままに書いてます。

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記憶に残る風景 ~Your Memorable Scenery~ (#4 メルボルン)

「記憶に残る風景 ~Your Memorable Scenery~」の4回目です。3回目までは日本国内でしたが、今回は日本を飛び出し、オーストラリア第二の都市メルボルン中心部のビル群です。この写真は、南半球で最も高いビル「ユーレカタワー」の88階にある「ユーレカ・スカイデッキ88」という展望台から撮影したものです。JTBのウェブサイトでは、次のように案内されています。

2007年5月にオープンした、地上92階、高さ300mのメルボルンで一番高いビル。下層階はオフィス、上層階は高級住宅の複合ビルで、88階、高さ285mの所にユーレカ・スカイデッキ88がある。併設のガラスキューブ、ジ・エッジ(別途料金要)では空中散歩の気分も味わえる。

引用: JTBウェブサイト(ユーレカ・スカイデッキ88の魅力・地図・行き方【JTB】)2023年2月21日閲覧

上記のウェブサイトにユーレカタワーへのアクセスや展望台の入場料などが掲載されているので、興味がある方はご参照くださいね。

メルボルン中心部のビル群

オーストラリアを代表する都市というと、まず最初にシドニーを思い浮かべる方が多いと思います。ところが、2030年代にメルボルンの人口がシドニーを抜くとする予測をオーストラリア政府が出したそうです。移民流入を背景にメルボルンは成長を続けるとみられているとのこと(参考記事: 時事通信ニュース)。ちょっぴはこれまでに2度メルボルンを訪れたことがあるのですが、2019年7月に訪れた際、前回訪問時と比べて高層建築物が非常に多くなっており、大変驚きました。

急速に発展を続けるメルボルンですが、緑豊かなガーデンシティで、19世紀の面影を残す建築物やカフェ文化を楽しむことができる街です。ちょっぴのオススメは、老舗ティールーム「Hopetoun Tea Rooms」です。コロナ禍以前は、ブロックアーケード内に店舗があったのですが、現在はオーストラリア最大の銀行機関の一つであるウェストパック銀行が、コマーシャルバンク・オブ・オーストラリアとして知られていた1880年代に、ビクトリア州で最初の支店を運営した場所に移転しています。住所は421 Bourke Streetで、フリンダース・ストリート駅から徒歩10分弱の場所となります。とても美味しいお茶とケーキがいただけるので、メルボルンにお立ち寄りの際は、ぜひ訪れてみてくださいね。

<2023年2月22日 追記、同年2月23日一部修正>
現在、Hopetoun Tea Rooms は休業中であることが判明しました(2023年2月22日時点)。Hopetoun Tea Rooms が入居していたブロックアーケードのオーナーとの間に法廷闘争があった模様で、店舗があった場所には、現在 Tea Rooms 1892 という別のティールームが営業しているそうです(参考記事: Former owners of famous cake shop bitter over exit, claiming they were “set-up” and “will not be silenced” | CBD News)。

Hopetoun Tea Roomsのケーキ

<撮影情報(ビル群の写真)>

カメラ オリンパス OM-D E-M5 Mark II
レンズ TAMRON 14-150mm F/3.5-5.8 Di III
焦点距離 14 mm
絞り値 f3.5
露出時間 1/8秒
ISO 1600
露出補正 -0.3

映画『BLUE GIANT』レビュー

映画『BLUE GIANT』を観てきました。とても爽快で、前向きな気持ちで劇場を後にすることができたので、ネタバレしない範囲で感想を。

作品概要

作品名 BLUE GIANT
作品公式
ホームページ
bluegiant-movie.jp
原作 石塚真一
監督 立川譲
脚本 NUMBER 8
音楽 上原ひろみ
アニメーション制作 NUT
キャスト 宮本大 (CV 山田裕貴), 沢辺雪祈 (CV 間宮祥太朗), 玉田俊二 (CV 岡山天音)

あらすじ

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本 大は、川原でサックスを独り吹き続けている。雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。「世界一のジャズプレーヤーになる・・・!!」

引用: BLUE GIANT公式サイト ストーリーページ(2023年2月19日閲覧)

おすすめのポイント

  • 主人公 大とバンドメンバーの雪折、玉田の3人がひたすらに音楽に打ち込む様子が熱く、まぶしい。
  • 実際のライブ会場にいるかのような迫力のある演奏、すばらしい楽曲、そして奏者の熱いパフォーマンスが伝わるライブシーン映像。
  • 大、雪折、玉田の3人の友情と彼らを支える周囲の人々の優しさ。

感想

ちょっぴにとって今年2作目の劇場アニメ作品が、この『BLUE GIANT』でした。原作は、2023年2月時点で29巻(BLUE GIANT 10巻、BLUE GIANT SUPREME 11巻、BLUE GIANT EXPLORER 8巻)にもおよぶ大作で、しかも原作を読んでいないので、話が理解できるかどうか、ちょっと不安に思いながら劇場に足を運びました。でも、そんな心配をすることは全くありませんでした。話の展開はとても分かりやすく整理されており、3人の音楽に対する熱い思いと、そして何よりも素晴らしい音楽で、どんどんこの作品にのめり込むことができました。

劇中のライブシーンがとても素晴らしく、自分がまるでライブ会場で演奏を聴いているかのような感覚に陥りました。映画公式サイトのプロダクションノートに次のような記述があります。

** 「映画」へのこだわり

「映画」にこだわったのは原作者の石塚真一。実際のジャズのライブのように大音量で、熱く激しいプレイを体感してもらえる場所は映画館しかない、との考えに基づいたものだ。

原作者 石塚氏の考えに、素直に納得です。劇中の魅力的な楽曲、演奏を映画館ならではの迫力の大音量で十二分に楽しむことができました。周囲の方に迷惑にならない程度にですが、足でリズムを取らずにはいられませんでした!

公式のTVCM①で、「やらされてんじゃねえ。俺がやんだよ。」という玉田のセリフがあります。このセリフ、最高にいいですね。何か物事を成し遂げる必要がある時、誰かに強いられてやるのと、自らの意志で行うのとでは、進捗や成果だけではなく、成し遂げた際の満足度が全く異なります。ややブラックな外資企業で仕事をしているちょっぴは、やらされている感満載の日々を過ごしているので、仕事や今後の進むべき道について、いろいろ考えると同時に、玉田のように何かに前向きに取り組みたいと強く感じました。作品全体を通じて、3人の音楽に対するひたむきな情熱がほとばしっており、高揚感、爽快感、前向きな気持ちをもって、劇場を後にすることができました。本作品の制作に携わったみなさん、とても素晴らしい作品に出会うことができました。ありがとうございます!

www.youtube.com

記憶に残る風景 ~Your Memorable Scenery~ (#3 門司港駅)

「記憶に残る風景 ~Your Memorable Scenery~」の3回目です。1回目、2回目と北海道が続きましたが、今回は福岡県北九州市にある門司港駅です。この駅はJR九州 鹿児島本線の起点駅で、関門トンネルが開通するまで九州の鉄道の玄関口としての役割を果たしていました。非常に歴史のある駅で、門司港レトロインフォメーションというウェブサイトに、次のような説明があります。

1914年(大正3年)に門司駅(当時)として開業、1942年(昭和17年)に門司港駅と改称され、1988年(昭和63年)には鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定されました。2019年(平成31年)には6年にも及ぶ復元工事を終え、大正時代の姿に復元された門司港駅がグランドオープンしました。

引用: 門司港レトロインフォメーション(https://www.mojiko.info/spot/jrmojiko.html)2023年2月8日閲覧

門司港駅

この写真は復元工事前の写真です。復元工事は、創建時(大正時代)の姿を復元することを基本方針に据え、後から追加された正面車寄せのひさしを取り除いたり、外壁の塗り直し、屋根まわりの飾りの復元などを行ったそうです。北九州市のウェブサイトによると、現役の駅舎で国の重要文化財に指定されているのは、現在、門司港駅と東京駅の2つだけとのこと。

<住所、アクセス情報など>

所在地 〒801-0841 福岡県北九州市門司区西海岸一丁目5-313
交通アクセス JR九州 鹿児島本線 門司港駅下車(小倉駅より15分程度)
JR九州門司港駅
のページ
www.jrkyushu.co.jp

門司港駅周辺には、旧大阪商船ビル、旧門司三井倶楽部など、明治から昭和初期にかけての建築物が今でも残っています。海外との貿易港として栄えた門司港の歴史に思いを馳せながら散歩を楽しんでみるのも良いかも知れませんね。お腹が空いたら、「焼きカレー」という、ご飯の上にカレーとチーズや玉子などをのせ、オーブンで焼いた門司港発祥のご当地メニューをいただいてみてはいかがでしょうか。

<撮影情報>

カメラ コニカミノルタ α Sweet DIGITAL
レンズ AF DTズーム 18-200mm F3.5-6.3(D)
焦点距離 30 mm
絞り値 f4
露出時間 1/10
ISO 200
露出補正 0

観てきました!『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ

映画「鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ 」を観てきました!遊廓編はすでに観ていたのですが、映画館で観るとやはりひと味違いますね。公式ウェブサイトに、「上映に向けて、映画館での鑑賞に最適化する為に、本編映像を全編4Kアップコンバート。更に、前編の音楽を劇場環境に合わせて再ミックス。」という説明がある通り、元々はテレビ番組の映像であることを全く感じさせない高精細で非常に美しい映像、そして大迫力の音響で大満足でした。

お話は、遊廓編クライマックスの第十話「絶対諦めない」、十一話「何度生まれ変わっても」、そして刀鍛冶の里編の第一話から構成されており、冒頭に竈門炭治郎 立志編、無限列車編をふり返るダイジェスト映像が、それぞれの主題歌とともに流れます。

遊廓編をすでに観ていたにもかかわらず、第十話冒頭で屋根から落ち、気を失った炭治郎の夢のシーンで、ちょっぴは早くも涙してしまいました。このシーンは、妓夫太郎、堕姫との闘いで傷つき、気持ちが落ち込んだ炭治郎を夢の中で禰豆子が励ますというものです。

[禰豆子] 謝らないでおにいちゃん。

[炭治郎] はっ。

[禰豆子] おにいちゃん、どうしていつも謝るの?貧しかったら不幸なの?

きれいな着物が着れなかったらかわいそうなの?そんなに誰かのせいにしたいの?

お父さんが病気で死んだのも、悪い事みたい。

精一杯がんばってもダメだったんだから、仕方ないじゃない。

人間なんだから、誰でも何でも思い通りにはいかないわ。

幸せかどうかは自分で決める。大切なのは今なんだよ。

【禰豆子の結ってある髪がほどける】

[禰豆子] 前を向こう。一緒に頑張ろうよ。たたかおう。

謝ったりしないで。おにいちゃんなら、わかってよ。私の気持ちをわかってよ。

セリフを入力しているだけで、感動して涙が出てきました(泣)鬼滅の刃に魅力を感じる理由の一つに、炭治郎と禰豆子の兄妹愛があります。このシーンは、二人の兄妹愛を感じるだけではなく、何か物事がうまく行かない時、自分を責めたり、その状況を悔いたりするのではなく、現状を受け入れ、そこから立ち直って進もうという前向きな姿勢を感じることができる点にとても心惹かれます。

遊廓編第十一話の妓夫太郎と堕姫の兄妹愛にも涙してしまいました。以前に、鬼滅の刃では、鬼にも悲しい過去があり、そのエピソードに心を揺さぶられるという趣旨の記事を読んだことがあるのですが、灰になって消え去る二人の最後の会話とでも言うのでしょうか、二人のエピソードに、とても心を打たれました。炭治郎が言っているように、二人がしてきたことは決して許されることではないのですが、一方でたった二人の兄妹が、罵りあうのはあまりに悲しすぎます。「お前なんか、生まれてこなけりゃ良かった」と口にする妓夫太郎ですが、それは本心ではないことが、次の会話から理解できます。

[妓夫太郎] お前とはもう兄妹でも何でもない。俺はこっちに行くから、お前は反対の方、明るい方へ行け。

【はっとする梅。その後、妓夫太郎におぶさる】

[妓夫太郎] うっ、おい。

[梅] やだ、やだ、離れない。絶対離れないから。ずっと一緒にいるんだから。何回生まれ変わっても、わたしはおにいちゃんの妹になる。絶対に。私を嫌わないで。しからないで。一人にしないで。置いてったら許さないのよ。

【梅の嗚咽】

[梅] ずっと一緒にいるんだもん。ひどい、ひどい、約束したの覚えてないの?

[妓夫太郎] (過去を思い出すように)あぁ・・・。

[梅] 忘れちゃったの?

[幼い日の妓夫太郎] 俺たちは二人なら最強だ。寒いのも、腹ぺこなのもぜんぜんへっちゃら。約束する。ずっと一緒だ。絶対離れない。ほら、もう何も恐くないだろ?

【梅の嗚咽】

こちらのセリフも、入力しているだけで、また涙が出てきてしまいました(泣)鬼滅の刃という作品は、ジャンルとしては「アクション/バトル」、「ファンタジー」に分類されるのでしょうが、話の随所にちょっぴの涙腺を刺激するシーンが織り込まれており、そんなところも作品の魅力だと思っています。

公開3日目に観てきたのですが、入場者特典の「上弦集結本」と「上映記念 節分ビジュアルカード」のどちらも入手することができました。節分ビジュアルカードのイラストがとてもカワイイので、もらえて良かったです。

【アニメ化してほしい作品】ウィッチウォッチ

『週刊少年ジャンプ』に連載中(2023年2月1日現在)の「ウィッチウォッチ」というマンガを紹介させてください。とても面白いので、ぜひアニメ化してほしいと思っている作品です。

基本情報

作品名 WITCH WATCH
ジャンル ファンタジー、コメディ
作者 篠原健太
掲載誌 週刊少年ジャンプ
発表期間 2021年2月8日~
週刊少年ジャンプ
作品ホームページ
www.shonenjump.com

あらすじ

鬼の力を持つ高校生・守仁と、彼の幼なじみでドジっ子な魔女のニコが織りなす“マジカルコメディ”。人を傷つけることを恐れ自身の力を抑えながら暮らしていた守仁は、魔女としての修業を終え6年ぶりに街に戻ってくるニコと同居し、彼女の使い魔を務めることになる。幼いころもニコに振り回されていた守仁だったが、成長した今もニコは回避不能なトラブルを巻き起こし……。

引用: コミックナタリーウェブサイト(2023年2月1日閲覧)

アニメ化してほしい理由

  1. 他者を傷つけるような不快な要素がなく、純粋に笑えるところ。
  2. 作品のテンポが軽快で、気軽にどんどん読み進めることができるところ。
  3. 他作品のパロディや作中作品が面白いところ。
  4. 守仁、ニコを取り巻く周囲の登場人物が個性的で、どこか笑える要素を持っているところ。

ちょっぴにとっては、疲れている時にも、気軽に読むことができて、心のオアシス的な作品になっています。仕事で嫌なことがあっても、この作品を読むと、作品の登場人物たちのセリフや行動に思わず吹き出したりしています。

ボイスコミック

この作品のボイスコミックがYoutubeで公開されています。ちょっぴがこの作品に興味を持ったのは、ちょっぴの家族がウィッチウォッチのボイスコミックのファンで、「面白いから見て!」と言われて見たことがきっかけです。キャラクターボイスは小松未可子さん、松岡禎丞さん、福島潤さん、花守ゆみりさんの4人が担当しており、一人で複数の役を演じていることもあります。でも、そんなことは感じさせない、すばらしい出来上がりなんです!視聴者から「アニメ化もありだけど、キャスト変わるくらいならボイスコミックで永遠に続いてほしい」や「アニメ化よりボイスコミックがどんどん続いてほしい。」など、ボイスコミックを高く評価するコメントが寄せられています。ちなみに、ちょっぴのお気に入りエピソードは、「茶道シンクローン」です。

www.youtube.com

記憶に残る風景 ~Your Memorable Scenery~ (#2 函館ハリストス正教会)

「記憶に残る風景 ~Your Memorable Scenery~」の2回目です。今回は函館ハリストス正教会。この写真は、ちょっぴにとってのはじめてのデジタル一眼レフカメラ「コニカミノルタ α Sweet Digital」を持って出かけた第1回目の旅行で撮影しました。雪景色の函館に大興奮して、教会の前で派手に転んでしまったことを憶えています(笑)。「函館ハリストス正教会」は教会名で、聖堂の名称は「主の復活聖堂」となります。現在の聖堂は1916年(大正5年)に再建されたものだそうです。

函館ハリストス正教会 主の復活聖堂

<住所、アクセス情報など>

所在地 〒040-0054 北海道函館市元町3−13
交通アクセス 函館市電 末広町停留場 徒歩10分
教会公式ホームページ www.orthodox-hakodate.jp

真白な漆喰壁、鐘楼と聖堂の緑青がふいた屋根が特徴的で、以前から函館に行く機会があれば、是非とも訪れてみたいと思っていました。すぐ近くに、「カトリック元町教会」や「函館聖ヨハネ教会」もあります。少し歩くと、CMや映画の撮影地としても有名な「八幡坂」。さらに足を伸ばすと、「旧函館区公会堂」などもあり、異国情緒あふれる洋館や教会、函館らしい坂の風景を楽しむことができます。ちょっぴは、途中で疲れてしまったので、「レイモンハウス 元町店」でホットドッグをいただきました。このお店はオーストリア=ハンガリー帝国出身の食肉職人(マイスター)カール・ワイデル・レイモンが創業したドイツ伝統のハム・ソーセージの製造・販売を行っている函館カール・レイモン(社名は日本ハム北海道ファクトリー株式会社)の元町にある店舗です。2階は「レイモン歴史展示館」となっており、無料で入館できます。

<撮影情報>

カメラ コニカミノルタ α Sweet DIGITAL
レンズ AF DTズーム 18-200mm F3.5-6.3(D)
ISO 200
F値 f13
シャッタースピード 1/500

映画『金の国 水の国』レビュー

映画『金の国 水の国』を観てきました。とても良かったので、ネタバレしない範囲で感想を。

作品概要

作品名 金の国 水の国
作品公式ホームページ wwws.warnerbros.co.jp
原作 岩本ナオ
監督 渡邉こと乃
脚本 坪田文
キャラクターデザイン 高橋瑞香
音楽 Evan Call
アニメーション制作 マッドハウス
キャスト サーラ (CV 浜辺美波), ナランバヤル (CV 賀来賢人), サラディーン CV 神谷浩史), ライララ (CV 沢城みゆき), ジャウハラ (CV 木村昴), レオポルディーネ (CV 戸田恵子), ピリパッパ (CV 茶風林), オドゥニ (CV てらそままさき), ラスタバン (CV 銀河万丈)

あらすじ

100年断絶している2つの国。"金の国"の王女サーラと"水の国"の建築士ナランバヤル。二人は国の思惑に巻き込まれ"偽りの夫婦"を演じることに。金の国は深刻な水不足。サーラの行く末を案じたナランバヤルは2つの国に国交を開かせようと決意する。互いを想いやりながらも、素直に気持ちを伝えられない不器用な二人に訪れる結末とは。

おすすめのポイント

  1. 心があたたかくなるストーリー。
  2. いくつもの心に響くセリフ、名シーン。
  3. 原作を知らなくても大丈夫。説明不足なところもなく、話にスッと入り込むことができます。
  4. キャラクターがみんなかわいい。特に犬のルクマンと猫のオドンチメグ。ギュっとしたい!
  5. とても緻密に描かれている金の国の建造物や街の様子。登場人物の衣装にも制作陣のこだわりを感じます。

感想

ちょっぴにとって今年はじめての劇場アニメ作品が、この『金の国 水の国』でした。鑑賞後、心がぽかぽかとあたたかくなり、大満足でした。原作を読んだことはありませんでしたが、すぐにお話の世界に入っていくことができました。鑑賞後、原作コミックも読み、本アニメがかなり原作に忠実に映像化されていると感じました。原作ファンの方にとっても、違和感なく鑑賞できる作品だと思います。

本作品の一番のおすすめポイントはサーラとナランバヤル、二人のお互いを大切に想う気持ちが心地よく、鑑賞を終えた後、とても優しく、心があたたまった気分を味わえることです。劇中、いくつもの名シーン、セリフがあります。公式PVをご覧をいただくと、その一部をご確認いただくことができると思います。ちょっぴは、金の国の第一王女レオポルディーネの質問に対するナランバヤルの答えに感動しました。こちらは、公式PVには含まれていませんので、気になる方は劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

最後に、本作品のエンドロールについて。エンドロールを最後までご覧にならない方も、本作品についてはぜひ最後までご覧ください。後悔はさせません!観ればわかります(笑)。作品からの心あったか、幸せパワー?がもらえるはずです。

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