もう1年以上前になってしまいましたが、ちょっぴがアニメ好きになったきっかけの作品として「アリオン」を紹介しました。その記事の冒頭で、「重戦機エルガイム」についても作品名だけ触れていましたので、今回はエルガイムについて紹介したいと思います。
作品概要
ジャンル | ロボットアニメ |
原作 | 富野由悠季 |
原案 | 矢立肇 |
総監督 | 富野由悠季 |
キャラクターデザイン メカニックデザイン |
永野護 |
放送期間 | 1984年2月4日 - 1985年2月23日 |
キャスト | ダバ・マイロード/平松広和 ファンネリア・アム/本多知恵子 ミラウー・キャオ/大塚芳忠 ギャブレット・ギャブレー/速水 奨 ガウ・ハ・レッシー/川村万梨阿 クワサン・オリビー/木下由美 アマンダラ・カマンダラ/豊田真治(第1 〜42 話) 堀部隆一(第43 〜54話) オルドナ・ポセイダル/島津冴子 |
サンライズワールド 作品紹介ページ |
※ Wikipediaおよびサンライズワールド作品ページを参考にさせていただきました。
作品を観る方法
ちょっぴが加入している配信サービスの中では、dアニメストア(見放題)とamazonプライムビデオ(レンタル)で観ることが可能です(2024年5月31日現在)。
作品舞台や登場人物
サンライズワールドの作品紹介ページでは、ストーリーの概要が次のように説明されています。
ペンタゴナ・ワールド。二重太陽サンズを同一軌道で巡る5つの惑星で構成されたこの星系は、オルドナ・ポセイダルにより統一され連合国家となっていた。5つの惑星の一つ、コアムの辺境から立身出世と妹の行方を求め、親友のミラウー・キャオとともに都会へ出てきたダバ・マイロードは、ポセイダルの圧制に端を発する政治の腐敗やペンタゴナの現実を知る。反乱軍に合流したダバは亡き養父の残したヘビーメタル、エルガイムでポセイダル軍と戦い始めるが、それはやがてペンタゴナ全体を揺るがす動乱に繋がってゆく。
ちょっぴに与えた影響、作品の魅力
ちょっぴがアニメ沼にはまりこんでしまったのは、間違いなくこの作品の影響だと思っています。とにかく、キャラクターおよびメカニックデザインがとても斬新でかっこよく、衝撃を受けました。キャラクターデザインの面では、登場人物の衣装デザインがスタイリッシュで、特に最終回のオリビーとともにコアムに還るダバをキャオ、アム、レッシー、ギャブレー等の面々が見送る場面で、それぞれがいつもとは異なるコスチュームで描かれていたことに、こだわりを感じました。そして、メカニックデザインの面では、主役機のエルガイム、エルガイム mk2はもちろん、オージェやバッシュなどのヘビーメタルのデザインが秀逸で、クリスマス プレゼントにエルガイムのハイコンプリートモデルを買ってもらったのを覚えています。mk2とどちらにしようか、かなり悩みました(笑)。ストーリーの面でも、主人公のダバにだけスポットをあてているのではなく、ダバ・アム・レッシーの関係、ポセイダル(ミアン)・フラット・アマンダラ(真のポセイダル)の関係、ギワザとネイの関係など、複雑な人間模様が描かれており、単なるSFヒーローものではない部分にも惹かれました。
あと、後期のオープニングも好きでしたね。鮎川麻弥さんの歌う「風のノー・リプライ」、とても素敵な曲で、好き過ぎてエレクトーンで弾いていました。
No Reply 琥珀(きん)の砂時計
人はこぼれた砂よ
Say Mark II
やさしさが生きる
答えならいいのにね
この出だしの部分の歌詞が特に好きでした。「やさしさが生きる」、そうであって欲しいと思います。この部分、この物語の結末(ダバはオリビーとコアムで隠棲する道を選ぶ)を暗示しているようにも思えます。
余談ですが、最近になってオルドナ・ポセイダル(ミアン)の声を島津冴子さんが務めていたことを知りました。様々な作品で活躍しておられる島津さんですが、ちょっぴ的には、島津さんと言えば、「ダーティペア」のユリと「うる星やつら」のしのぶですね。